そうだ、トンネルに行こう!

メルカバが送るこれまでになかった新しいトンネル探索記!

心霊スポットで有名な花山洞(旧東山トンネル)に訪れてみた【京都】

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トンネルの心霊スポットで清滝トンネルとともに絶大な知名度を誇る花山トンネル

おばけを見たという噂は数知れず…

そんな場所へ肝試しではなく、トンネルを見るために訪れました

 

花山トンネルは東山側と山科側それぞれから行けます

東山側からの場合は東山五条を少し下がったところに通る、渋谷通りを東に行けばたどり着けます

京都女子大学の前を通るので目印にしてもいいかもしれません

 

山科側は京都市営地下鉄東西線 御陵駅から徒歩30分ほどでたどり着けます

とりあえず、東海道まで出てきてしまえばあとは東山方面に行くだけなので東海道を目指しましょう

 

山科側から行くとこんな標識があります

しかし、まだトンネルにはたどり着きません
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東山トンネルの近くまでくるとまたこんな標識があります

ここから先がトンネルの入口へと続いています
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ちなみにこんな感じ

すでに怖い

これでもまだ明るいときなんですよ

こんなの一人でなんか絶対行けない:(´◦ω◦`):
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ようやくたどり着けました

古さと周りの暗さが相まって恐怖感を掻き立てます

もし夜だったら逃げ出してます(笑)

ただ、こういう見た目結構好きです
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銘板には花山洞とありました

右読みなので相当古いことが分かります
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この花山トンネルは1903年(明治36年)にできました

100年以上も前のトンネルです!

wikiによると

山科区側(東側)のポータルはレンガを模したタイルによって修景されているほか、内部もコンクリートで補強されている。 

補修を行いながら現代でも使われているっていいことですね

 

いよいよ中に潜入!

コンクリートでちゃんと補強されていました

無機質な感じが入口とのギャップを感じさせます
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途中からはコンクリートの補強がなくなりました

補強がなくなるだけでここまで印象が変わるのは意外でした

新しい発見です

補強がなくなるとなんか鉱山のトンネルみたいだな
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補強の分かれ目(奥が補強あり、手前が補強なし)

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こちらは東山側の入口である

山科側とはうって変わって草が生い茂っている
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「方机適川」と書いているらしいが意味はよく分からない
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電灯などもないため、夜はさぞや暗いことだろう

夜ならトンネルの中の明るさが際立つため、怖いけど綺麗だろうからいつか夜に来れたらいいな

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花山トンネルは東山トンネルのすぐ横に通っている(東山側から撮影)

東山トンネルは車がビュンビュン通るため、徒歩では危ないと判断し、今回は通ってはいない
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東山隧道という石碑も置いてあった
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花山洞……花山トンネル(花山隧道)は旧東山トンネルと呼ばれることが多いが東山トンネルと呼ばれたことはない

元はここは渋谷街道に位置しており、その街道に出来たトンネルであったため、渋谷隧道(渋谷トンネル)と呼ばれていた

東山トンネルの開通により、この花山トンネルが旧東山トンネルと呼ばれるようになったのだろう

いまでは心霊スポットのおかげで旧東山トンネルで通じるようになった

 

この花山トンネルが心霊スポットと呼ばれる所以はここら一帯が北の「蓮台野」、西の「化野」と共に京都三大葬送地の一つ、東の「鳥辺野」であり、平安時代より風葬のほか、中世からは墓所・火葬場などが存在していていたため、心霊スポットになったのだろう

 

もしかしたら本当におばけがふらふらっといるのかもしれない

きちんと厄除け守りを持っていくことをおすすめする

 

ちなみに私は晴明神社の厄除け守りをつけていった

値段は600円である

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次はどこのトンネルに行こうかな

 

メルカバ